9月29日の試合で次の記録が達成されました。おめでとうございます。
D21鴨下誠投手 - 通算40勝(23人目)
D16大山京選手 - 通算100打点(67人目)
F18宍戸敏和選手 - 通算500打数(84人目)
B22大友 健一 4号2ラン
A対Cの試合は、序盤の投手戦から中盤以降一転、目まぐるしい展開となった。試合は3回まで両チームノーヒット。緊張感が高まった。均衡が破れたのは4回表のAの攻撃だった。久保田豊の2塁打から四死球が続き、1死満塁のチャンス。三ゴロの間に久保田が生還し、Aが先制した。その裏、Cが粘りを見せた。鈴木実の2塁打などで満塁とすると、玉田が押し出しの四球を選び、すぐさま同点に追いついた。続く5回表、Aは1死1、2塁から春原のタイムリーで再び勝ち越した。しかし、Cはここで終わらなかった。5回裏、吉田が右前打で出塁し、2死2、3塁でバッターボックスに中村徳。左前打を放ち同点に追いつくと、守備陣の乱れにつけ込み、一挙2点を追加した。終盤、Cはエース鈴木智の熱投で6回、7回を無失点で切り抜け、リードを守り切った。
鴨下の好投を味方打線が支え、DがFに勝利した。両エースの投げ合いで幕を開けた試合は、序盤3回まで互いに無得点の緊迫した展開となった。鴨下が初回を三者凡退に抑えると、Fの宍戸も負けじと3人で切って取り、投手戦の様相を呈した。均衡が破れたのは4回裏だった。Dが畠山、塩山、堀野と3者連続安打で無死満塁のチャンスを作ると、清水が巧みな犠牲フライで先制点。続く須藤がタイムリーヒットを放ち、さらにF守備陣の乱れも誘って、この回一挙4点を奪取した。6回裏には東岡の左前安打、大山の長打性十分なエンタイトルツーベースなどで3点を追加し、Dが優位に試合を進めた。一方のFも黙っていなかった。5回表に宍戸、ジョンの連続安打で1点を返すと、6回、7回にも佐川やジョンらの安打で着実に加点。しかし、Dの築いたリードを覆すには至らなかった。
Bが予期せぬ展開で勝利を手にした。試合は序盤からシーソーゲームの様相を呈した。先制したのはEだった。初回、先頭の吉村が2塁打で出塁すると、敵失で3塁まで進塁。武藤、本中野、森﨑が3者連続安打を放ち、一挙3点を先制した。対するBはその裏、2死2塁で4番大友が登場。フルスイングした打球は大きく弧を描き、2点本塁打となった。さらに3回裏には2塁打で出塁した柴田が、守備の乱れを巧みについて本塁を陥れ、同点に追いついた。両チーム一歩も譲らぬ攻防が続く中、同点のまま7回裏を迎えた。Bは2死ながら2、3塁と絶好の得点機を作り出した。そしてここで思わぬ幸運が訪れる。森﨑が投じた141球目がバックネットへ転がる。その間に3塁走者が一気に本塁へ。サヨナラ勝ちを収めた。