2024年度長野遠征レポート

「第36回全日本生涯野球大会」“おとうさんの甲子園”が今年も長野を舞台に6月1、2日に開催されコメッツからは代表選手16名と応援団1名が参加しました。

昨年に引き続き今年も開催前1週間は1日3回の天気予報とにらめっこの日々を過ごすことになってしまいました。

天気だけはどうにもならず、初日の第1戦は無事試合ができましたが、2日目の第2戦は降雨のため途中打ち切り、第3戦はジャンケンでの勝負ということになり、結果は大会参加久しぶりの全敗となりました。

今回は初参加のメンバーが3名いて、それぞれ来年もまた参加したいとの声をいただきました。ここ数年は「50歳以上」のリーグにエントリーしていますが、「35歳以上」「40歳代3名参加可」「60歳以上」「69歳以上」のリーグもありますので、来年は多くの方の参加により、年代に応じたエントリーで出場機会を増やすことを望んでいます。

天候には恵まれませんでしたが、行き帰りのバスの車内や宴会そして温泉にと普段とは違った時間を仲間たちと過ごし、楽しい2日間となりました。

代表幹事 石井啓之

プレー写真6月1日 出発~
プレー写真上田城址公園野球場に到着(今年はスムーズ)
第1戦 対望月マスターズ

―第1戦 大畠監督のコメント―

長野遠征参加メンバーご苦労さまでした。

近頃参加者固まって来ましたが、初参加の氏家さん、藤原さん、伊藤さん有難うございました。

この数年引き分けでジャンケン敗戦はありましたが、試合としては負けてませんでした。

今回2戦敗退、3試合目は雨天中止でジャンケン敗退。

来年は優勝旗持ち帰りたいです。

―試合実況―

全日本生涯野球大会は合計3試合、各ブロック4チーム総当たりで順位を決めます。昨年は準優勝、今年は一昨年と同じ優勝を!と参加者16名+1名ウキウキワクワクで早朝の池袋芸術劇場前を貸切バスにて出発しました。

昨年と同じく台風の影響が心配されましたが、幸い現地は雨も上がりグラウンドコンディションは良好。太陽も照りだし暑いくらいの気候になりました。今回の会場である上田城跡公園野球場は歴史があり以前はプロ野球も開催されたとか。東京コメッツの監督は、大畠。体調の関係からプレイはNGでも監督と飲み(笑)ならOK!と急遽参加となりました。毎年ですが、東京からの長旅?の疲れ(晴天サービスエリアのまったり感など)も少し残りながらの第1試合が始まりました。

対戦相手は、望月マスターズ。早朝野球チームで隣の佐久市から参加とのことです。初回から試合が動きました。先攻の東京コメッツは、先頭のパイセン川嶋がデッドボール。すかさず盗塁をきめ先制のチャンス。宍戸サードゴロの間に3進し、3番の長野初陣の氏家。コメッツで3ランホームランを近日打っていて好調。センターへの犠牲フライとなり先制の1点が入りました。続く4番藤原、転勤地の富山から参加。富山でも草野球を継続されているとのことで野球感等ブランクは全くありません。初球を振り抜くとセンターオーバー、フェンスまで到達するランニングホームラン。軽やかな走り(笑)で3点目が入りました。

対する望月はレフトへの2本のヒットと盗塁で2、3塁のチャンスを作ると、ここでコメッツにパスボール。バッテリーミスが出て1点。次打者のサードゴロの間に更に1点が入りました。しかし、好調藤原は後続を伸びのあるストレートで抑えました。3-2。

2回のコメッツは、先頭の毒舌葛谷が投手強襲安打と盗塁で再び得点のチャンス。しかし、去年の忘れ物を取りに来た馬目はセカンドフライ。ハチローこと佐藤令三振、初参加のJK伊藤進はセカンドポップフライでチャンスをものにできませんでした。

藤原は2回は3者凡退に、望月打線を寄せ付けません。しかし、3回ツーアウトとしたあとレフト前にテキサスヒットを食らうとここでバッテリーミスが連続。プロ野球仕様なのでホームベース裏が広くなっています。サードフライもオーライからのポロリ。次打者にレフト前ヒットを打たれたところで大畠監督が動き、捕手を元気印山田に交代しました。しかし交代直後サード後方のポテンヒットで逆転されてしまいました。3-4。長野ルールで投手は3回以上投球できませんので、藤原はこの回で宍戸に交代となりました。藤原はストレート変化球共に良くボールも走り、不運な安打もあり失点しましたが、明日の試合にむけて更に頑張ってくれるでしょう。

何とか追いつきたいコメッツは5回、長野のためにバットを新調した嶋村の打球はセンターのエラーと牽制悪送球を誘い、今年も毒舌継続キラーマン葛谷がレフトへ犠牲フライを放ち4-4。試合を降り出しに戻しました。キラー!!

4回を3者凡退に抑えた宍戸は、5回裏長野の絶対的サード石井の前の超ボテボテ内野安打&送球エラーで走者をためてしまいました。次打者もこれまたセカンド後方にポトリ。1点をリードされます。何ともポトリが多い試合です。あと1歩が届きません〜。ポテンの後は。。。嫌な予感が。。。ここまで好投の宍戸がライトオーバーの3塁打を打たれ、2点。またまた内野安打で4点目が入りました。

4-8とリードされたコメッツは6回、時間的に最終回となりました。石井イイ当たりのレフトフライ、パイセン川嶋粘るも見逃し三振、宍戸セカンドランニングキャッチで、まぁ詳しく書きましたがあっさり試合終了となりました。(笑)

外野フェンスが緑生い茂るキレイな山々のような自然豊かな歴史ある野球場で晴天のもと試合終了。惜しい(苦笑)敗戦となりました。このあと、開会式場へ移動し、和太鼓を聞き、夜の温泉と美味しい夕食と楽しいお酒を楽しみに宿に向かいました。お疲れ様でした。

プレー写真第1戦 対望月マスターズ
プレー写真中央ホテルにて 宴会
プレー写真6月2日 朝食 ~ホテルを出発
第2戦 対SB

―第2戦 葛谷監督のコメント―

試合前から再び雨が降り始め、4回表の攻撃終了後に雨天コールド。降りしきる雨の中3回投げた久保田投手、また寒い中出場した方お疲れ様でした。来年はこの悔しさを全勝して晴らしましょう。

―試合実況―

長野遠征2日目。3年連続で同じホテルに宿泊。毎度美味しい食事とニシンの丸焼き。トロッとした温泉の気持ち良さ。夜の宴会も楽しかったのてすが、翌日の試合に備え節度を持って早めに切り上げたメンバーも多かったようです。?(笑)

2日目。早朝から曇り空。雨もぱらつき始めました。コメッツは第2試合。第1試合の審判を担当。球場に到着したときには雨が降っていましたが、試合は行われることになりました。

引き続き小雨が降ったり止んだり。第2試合に入る頃から雨が少しづつ強くなってきました。そんな状況の中コメッツ、長野遠征第2試合が始まりました。対戦相手はSBクラブ、去年第3試合で対戦し5-4でコメッツが競り勝っています。打撃のチームという印象でした。

監督は葛谷。藤原と同室だったこともあり、2人で昨晩からオーダーを練りに練ったとのこと。昨日の1番打者川嶋がふくらはぎの負傷で欠場。1番に宍戸を抜擢。コメッツでも見たことがありません。

その宍戸が初回鮮やかなセンダー前ヒット。盗塁後、歴代スピードスター数見はサードにしぶとく転がす技ありの内野安打でいきなりチャンスメイク。ここまで采配が的中。3番藤原は昨日と同じく初球を叩くも平凡なショートフライに終わりました。つづく本日4番の久保田は数見の盗塁を予想し2球を見逃しましたが、捕手の強肩もあり数見走れずツーストライクと追い込まれます。4球目、あっ!ショートゴロに、スローモーションを見ているようなゆる~い6-4-3(ツーバン)のゲッツーでチェンジとなりました。遅い、遅すぎる、十万石饅頭。。。采配、外れました。。。

先発の久保田は雨でボールが滑り投球に苦しみます。ストレートを抑え気味に探りなからのピッチングとなりました。去年の長野の忘れ物を取りに来た馬目のリードに期待します。SBは先頭打者が粘り、フルカウントからセンターフェンスまで到達する3塁打。次打者はセカンドエラーであっさり1点を入れました。先発久保田は1球ごとにボールを拭いたり交換しながらもSB打線に捕まり長短連打を喰らい、初回6失点となりました。0-6。

天候もあり早く追いつきたいコメッツは、2回バッティング好調の氏家のレフト前ヒットと長野に人生をかけバットを新調した男嶋村がしぶとく四球を選びましたが、前JK近藤はフルカウントから三振に倒れ得点できません。残念。。。

雨が徐々に強さを増していきました。馬目の挟むボールをうまく使うように変更したリードが効き、2回は3者凡退に抑えました、ナイスリードでした。

3回のコメッツは、長野限定ハチローこと佐藤令がキレイなセンター前ヒット。いつものようにズボンのベルトを持ち上げながらファーストを駆け抜けます。しかし伊藤進は、セカンドイージーフライ。くやしさのあまりこの一打で自らポップフライ伊藤!と名乗っていました。(笑)山田、小説家ラーメン広中もあえなく倒れ得点できません。

3回には、SBにテキサスヒットから追加点をとられ0-7となりました。

更に雨が強くなり選手はずぶ濡れ状態。グラウンドも水が浮かんできました。コールドもよぎる中、コメッツ4回表の攻撃を迎えます。SBの投手も雨の影響でコントロールが定まりません。4つの四球と監督葛谷の意地のキラー!タイムリーで3点を入れます。しかし、ここで事務局と相手監督、コメッツ長野担当石井啓と葛谷監督による話し合いで雨天コールドとなってしまいました。雨天コールドは残念でしたが仕方がありません。

3試合目はジャンケン。ジャンケンも9人制となるとなんかハラハラドキドキで何気に盛り上がります。しかしながらこちらも負けてしまい長野遠征3敗となりました。。。悔しいですが、来年また頑張りましょう!

冷えた身体を温めるべく、バスに乗り込み、真田の温泉へ向かいました。試合が少なくなった分時間がとれ、2日間の疲れ、負けた悔しさ(笑)等を癒し、楽しい時間会話でゆったりと過ごせました。帰りのバスでは参加者全員の長野遠征の感想も聞け、夕暮れと共に楽しい至極の大人の遠足が終わりました。

2試合〜道中記録、カメラ撮影をしてくれた嶋村夫人には感謝いたします。勝利の女神とはいきませんでしたが、すいません。。。是非とも、来年、多くの参加者でリベンジしたいものです。

解説 久保田

プレー写真帰りも楽しく飲み会