還暦レポート【5月・総評】
【総評】12年ぶりの2部昇格

東京都還暦野球3部に所属していた東京コメッツ還暦野球倶楽部は、春季リーグ戦を4勝3敗の3位で終え、かろうじて2部昇格を果たしました。

3敗のうち1敗は首位チームに完敗でした。相手エースは若いころ社会人で活躍した投手で、5安打11三振で手も足も出ませんでした。そのチームは7戦全勝で優勝でした。もう1敗はメンバーが少し欠けて、そこから守備の乱れが生じて、1点もとれず下位のチームにコールドで敗れました。

しかし自力がついてきた還暦コメッツにキセキが起こりました。第1戦、相手は2023年春に1部にいたチームで7回裏2アウトランナー無し、2対5で還暦コメッツはリードされていて、あと一人でゲームセットでした。帰り支度しようとした時でした。そこからバッターが8番・9番・10番が全てヒットを打ち2アウト満塁にしたのです。そこで還暦コメッツの主砲大山選手がセンターオーバーの逆転・サヨナラ・ランニングホームランで試合を決めました。敵味方びっくりです。ドラマでもないようなフィナーレでした。

普通ならそこから調子が上がるのですが、混戦になったリーグ戦で2勝3敗まで落ちました。そこから 最終戦で勝利し4勝3敗にまとめたのです。3か月の長丁場に参加したメンバー、ご苦労様でした。

還暦コメッツは他のチームと違い土曜・日曜の連戦になります。特に投手は調整が大変です。還暦の3投手は日曜コメッツでも主力投手で負担が大きいので、それを調整するのが課題です。ただ他の1部のチームは先発投手と二番手投手の差が大きく、先発投手が投げれなくなると、1部から4部にすぐ降格になるのが通常みたいです。それに引き換え、我が還暦コメッツは3人の先発投手を中心にして、守りを前面に出した野球で、秋季リーグ戦1部昇格を目標に頑張りたいと思います。

還暦コメッツ最終戦勝利で来季よりニ部へ昇格!

5月25日。運命の(笑)春季第7戦(最終戦)が大井スポーツセンターA球場で行われました。あらかじめ、お断りしておきますが本日の文章は、大変長くなりました。書いているうちに、とても面白く、楽しく、良いゲームで、忘れ難い試合だったと思うに連れ、詳細を残しておきたいと言う思いが出てきたためです。以下、よろしくお付き合いお願いします。

対戦相手は小金井クラブ。長く二部で活躍し、今期三部に降格したチームです。還コメより消化した試合数が1つ少なく還コメに勝利すると二部復帰の可能性が出てきます。還コメは、この試合に勝たないと昇格はなくなります。両チームの思惑がぶつかり合う、おっさんたちの厳しくも楽しい試合をしたいものです。試合前のミーティングで石井監督より今日は初球から積極的に打撃、走塁を仕掛けることと、1つのアウト、対戦相手の注意する選手の報告がありました。よく調べてますね〜監督ぅ〜。

先行の還コメは、1番須藤が粘って四球。2つ盗塁を決めノーアウト3塁としました。最近解禁したというスライディング((笑))が機能。ユニフォームが真っ黒に(いや、これが普通か)。続く2番柴田のファーストゴロで1点先制しました。

還コメは、2回。先頭の久保田の3塁線を抜く打球判定が曖昧になり一悶着。ゴオオオ〜〜。(み、皆さん、冷静に〜。)それでもセンター前安打で出塁し、盗塁。この日還コメ初参加の伊藤進は四球。牽制悪送球と盗塁でノーアウト2、3塁の追加点のチャンス。次打者渡辺は三振も、山田四球でワンアウト満塁としました。相手投手をジリジリと攻めます。ところが、還コメの問題点がここでも。釣部見逃し三振と、川嶋三球三振でビッグチャンスをモノにできません。

3回先頭の須藤は、相手のエラーでラッキーな出塁。ファーストへの牽制が悪送球となりセカンドを蹴りサードへ。しかし、解禁したスライディングを突然封印したのか、トットットッと走り込んでタッチアウト。(ホぇ〜。。。)

先発久保田は1、2回を三者凡退に抑え無難な投球でしたが、3回、不用意に投げたストレートを痛烈に左中間に運ばれ、ショートの内野安打で1失点しました。2安打で同点とされてしまいました。1ー1。なんとも、流れが悪く重たい空気が流れます。

こうなるとお決まりのパターンで失点となります。4回裏2つのエラーと犠牲フライで1得点されたところで、相手ベンチからのボークボーク!のやじに監督が反応。。。これまた一悶着。監督同士がにらめっこ。ゴォォォ〜(たっ頼みます、冷静にぃ〜。)その後2塁打で2点目を失い、久保田はここで降板。宍戸がリリーフしました。宍戸は、この場面を三振で切り抜けました。ガーサス。傷口が浅く、逆転へゴォォォ〜。1ー3。

追いつきたい還コメは、5回ツーアウトから、3つの四死球で満塁としますが、宍戸は良い当たりでしたがファーストゴロに倒れてまたもやチャンスを物にできません。重い、重すぎる。。。

6回還コメにまたまたまたまたしてもチャンスが来ます。先頭久保田と渡辺憲のヒットでワンアウト2、3塁。ワイルドピッチで1点が入り、2対3に。尚もワンアウト3塁。何とかしたい山田は、粘りましたが空振り三振。満を持して釣部の代打田村は、、、見逃しの三振〜。またしても、絶好機に三振という超〜重い結果。。。2-3
石井監督がベンチで「負けた。こんな試合、俺はもう帰る〜!」を相手サードコーチャーに聞かれてしまい、監督帰るって大丈夫ですか?と心配される場面が。。。苦笑。。。試合後笑顔で石井監督よりチームの奮起を促すための狙っての発言行動!と説明が。。。(およよよ)

リリーフした宍戸はその後相手打線を抑えて守備から最終回へリズムよく入りました。ナイスピー。

2-3で迎えた最終回の還コメ。後がありません。先頭は今日無安打の川嶋。ベンチは代打をささやきあい、監督からはセーフティーバンドのサイン。しかしパイセン川嶋は無視。意地で(笑)粘って7球目をフルスイング。打球はレフトオーバーの二塁打に!わあ〜お〜!みんなびっくりー。盛り上がります。本人もびっくりかあ〜。パイセンかっこえ〜! 1番の須藤は大人の死球(本人曰く)。ここでダブルスチールを警戒する牽制を幾度もヘッスラで帰塁。ムリするな〜と石井監督の指示をこれまた須藤と示し合わせ、強引にダブルスチールを決め、23塁の逆転の形を作りました。笑笑。

ここであたっている2番柴田に期待がかかります。2球目を豪快に振り抜くと左中間真っ二つ。2塁打となり2点が入り逆転に成功しましたあ〜。ワッショイ!(しっかしよー打ちまんね〜)。勢いづく還コメは、大山ショートゴロエラーと宍戸死球でまたも満塁。引き離すチャンス。5番久保田は、日曜コメッツの不振の鬱憤を晴らすかのような、右中間に走者一掃の2塁打を放ち(3打数3安打)3点が入り、なんやかんやでこの回5点。試合が決まりました。

ラストは宍戸がピッチャーフライに打ち取り、2部昇格のアウトをバンザイ捕球で締めました。ウ〜し!

やりましたあ〜。良い報告ができますね〜。皆さん、おめでとうございます。&お疲れ様でした。試合後石井監督より労いの言葉と、これからの試合運びについて、再度練習から取り組もう!とお話がありました。

4勝3敗で3位が確定し、秋季より2部昇格が決まりました。昨年末の納会総会で、上位クラスへの昇格を還コメ全体の目標として掲げました。その目標を1つクリアー出来ました。

長くなりました。ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。😀 最後に9月からの還暦コメッツの活躍をどうぞお楽しみに。また、応援よろしくお願いします。

二部昇格へ望みつなぐ1勝。柴田4打数4安打

5月18日。春季第6戦が三鷹大沢球場で行われました。対戦相手は杉並SSB。5部から3年かけて徐々に3部へ昇格した安定感や自力の有りそうなチームです。春季残り2戦。現在2勝3敗。最終成績4勝3敗で、2部昇格の一縷の望みをつなぎます。ひとつも負けられません。

先行の還コメは、1番の須藤が四球と盗塁の後、大山のピッチャーゴロでサードへ。コーチャーの石井監督がまわれのコール!も何やら相手の守備を撹乱する目的だったらしく???そのまま須藤はホームへ突進。あれれれ、楽々三本間にはさまれタッチアウト。なんとも嫌な立ち上がり。しかし3番柴田は左中間の二塁打。4番の宍戸にセンター前のタイムリーが出て1点が入り嫌なムードを消し去りました。その後相手チームも1点を入れたものの先発葛谷は、この1失点のみで今日の予定した3回を投げぬきました。
3回の還コメは、須藤のライト前ヒットと盗塁を2つを決め、大山四球ですかさず盗塁でワンアウト二塁三塁の形を作りました。次の柴田の打球は内野安打となり相手のエラーも重なりラッキーな3点が入りました。本日は足を使った攻撃が機能しました。
4回にも、川嶋パイセンがショート内野安打を足でもぎ取ると、二、三盗塁を決めラストバッター山田のタイムリーヒットで下位打線で得点しました。5回にも2点。6回には、山田三塁打、須藤二塁打、柴田ホームランの3本の長打が飛び出し3点を入れこれで10-1。柴田は4打数4安打。6回の裏側でコールド勝ちの様相。
宍戸も快調なヒッチング。4回からのリリーフでノーヒットに抑えています。しかし、野球は、甘くはありませんね〜。ワンアウト後、還コメに内野ゴロ2つ続けてエラーが出てしまいました。まあ、こうなるともう皆さんおわかりですよね〜。お決まりの3ランホームランをどっかーんと決められるわけです。10-4。しかし!
宍戸は後続を抑え、還コメは、大事な1勝をを手にしました。

試合後、石井監督よりバッテリーの活躍と粘り強さ。打線は11安打で機能したこと。また、毎度のことてすが、三振が多い(8個)。6回の3失点の反省が語られました。

これで3部3勝3敗となりました。次戦勝つと4勝3敗。同じ勝ち星が3チームとなり、対戦成績と得失点差で2部昇格の可能性が!!!。首の皮一枚、ギリギリ踏ん張りました。キャ〜、オーマイ〜ガー!
次戦は、2部昇格の最大の山場となります。既にメンバーは、ギンギラギラやる気マンマン。次戦に向けて打ち合わせすべく、飲み屋へ向かうのでした。次回お楽しみに。。。笑笑

春季第5戦 コールド負け寸前から粘るも及ばず敗戦

4月27日。春季第5戦が府中郷土の森A球場で行われました。対戦相手は府中レインボー。5部から還コメと同時期に3部に昇格し、去年2度対戦していて、何れも還コメが勝っていますが全て1点差。この試合も最後までもつれました。
今日の還コメは、守備が乱れ4回までに先発久保田は4点を失いました。打っては3回まで相手投手の伸びのあるストレートとスライダーのコンビネーションにはまり、先頭須藤のセンター前ヒットのみに抑えられていました。4-0
4回に柴田のライトへの特大ソロホームランと大山のヒットと2つの盗塁から内野ゴロで2点をいれました。4-2
5回から投手を宍戸にスイッチ。これ以上の失点は厳しいことから石井監督が動きました。捕手は久しぶりの須藤。直訴で! レフトが山田になりました。
しかし、悪い流れは止まりません。5回、6回とノーアウトでランナーを出し、何れも次打者がフィルダースチョイスでランナーがたまり、そこにエラーが重なり、あっと言う間に3点、3点で6点を失いました。
6回表で10-2の8点差。流れが悪く投打が噛み合いません。裏に2点入れないとコールド負けとなる状況。しかし、川嶋と須藤三振でツーアウト。万事休すか。。。すでにベンチでは、石井監督が今日の反省&敗因(ワァオ!)を述べ始めました。。。苦笑。。。
諦めムードの中、柴田は死球をもぎ取ります。そこで3番宍戸はショートへの強い当たり。これが外野を抜けていき2ランホームランとなりました。いや〜諦めたらあきまへんな〜。その後も大山がセンターへの3塁打、葛谷の安打と久保田のライトへ3塁打が飛び出し4点が入りました。10-6
希望が出てきた還コメは、最終回ようやく相手打線を三者凡退に抑え、最後の攻撃にリズムよく入りました。ワンアウトから渡辺憲が死球。少しにらみながら1塁へ。ラストバッター川嶋はサードゴロ。これをトンネル。やっと流れがきたか。エラーとなり1番の須藤へ。が、あえなく三振でツーアウト。ここで前の打席ホームランの柴田はセンターをはるか超える特大3塁打を放ち2点差に。宍戸は四球。すかさず盗塁。これで最終回ツーアウトで2点差、2・3塁一打同点のケースが出来ました。
そして4番打者大山!前半の沈んだ状況がひっくり返り大フィーバー!初戦のサ・ヨ・ナ・ラ再び〜!と予感が走ります。ところが、相手は申告敬遠。満塁とし、5番打者葛谷との勝負を選択。申告敬遠。。。日曜コメッツとは違いますね〜。シビア〜。葛谷はツーストライクと追い込まれますが、2つファイルで粘りに粘ります。最後はストレートを振り抜くもファーストフライ。ゲームセットとなりました。

試合後石井監督より、三振が8個あり、相手チームのようにしぶとい打席を作ろう!ということと、守りのリズムが悪く、1つのアウトを大切に。しかし、9安打は◎だ!しかしエースからは3安打。良い投手をいかに早く引きずり下ろすか。等お話がありました。

野球は最後まで何があるがわかりません。途中の失点をもう少し少なくしていれば、等、反省点はいくつもありますが、最後まで粘った攻撃に活路を見出し、3部残留&2部昇格に望みをつなぎ、グラウンドを後にし、府中の飲み屋に向かいました。うい〜す。残り2戦。連勝すると2部昇格の目が!2敗すると4部降格か。さて、どうなりますか!お楽しみに〜笑笑