還暦レポート【3・4月】
春季第4戦 初回にビッグイニング。還暦コメッツ5回コールドで勝利


(↑相手チーム名は調布です)

令和6年4月20日、調布E6球場にて春季第4戦が行われました。対戦相手は調布。前シーズン2-4で敗戦しています。相手投手は横手投げでスピードがあり、奪三振率が高く好投手です。食らいついて接戦に持ち込みたいところです。還暦コメッツはこの試合久保田が先発しました。石井監督曰く、秘策。笑笑
調布は初回ヒットと四死球でツーアウト満塁としますが、サードゴロを川嶋が上手くさばきゼロに抑えました。
対する還暦コメッツは初回。本日初の1番須藤がライトにファールフライ。これを相手が捕球ミス。そのミスに乗じ四球を選びました。そこから怒涛の攻撃が始まりました。
柴田がショート内野安打、宍戸死球でノーアウト満塁。調布先発投手の立ち上がりを攻めます。大山は四球を選び先制。6番久保田はワンアウト満塁から三遊間ヒット。球足が早く外野を抜けていき走者一掃の三塁打に変身しました。次打者の嶋村にもセンター前タイムリーが出てここまでで5点。その後も山田四球、川嶋レフトエラー、須藤四球から柴田がセンターへタイムリーで9点目が入りました。
その後久保田は3回まで投球。4回から宍戸が登板し完封リレー。
還暦コメッツは、4回にも宍戸の安打と代打田村と葛谷連続死球の後、久保田のライトポテン三塁打で3点を追加し試合を決めました。0-12。5回コールド勝ち。
これで春季リーグ戦2勝2敗としました。残り3試合。2部昇格ラインは5勝。1試合も落とせません。
石井監督より、大切な試合が続きます。楽しみなからも1つのアウトを大切に、2部目指して団結し頑張ろうと、コメントがありました。

春季第3戦


令和6年4月13日大井スポーツセンターにて春季第3戦が行われました。対戦相手は杉並AS(アスリートシニア)。コメッツよりも前の連盟参加チームでとても歴史があります。先週同様2部から降りてきたチームです。データでは連敗中とのことですが、試合巧者との見方もあり引き締めて試合に望みたいところです。
先発葛谷は、立ち上がりすんなりツーアウトを取ったものの3番打者にデットボールを与えて盗塁とタイムリーヒットで先制点を許しました。
対する還コメは、先頭の渡辺憲がエラーで出塁するとすかさず初球に盗塁を仕掛けます。しかし、杉並ASの捕手のワンバンド低い送球でアウト。2番大山はショート内野安打で出塁後またも初球に盗塁。こちらは成功。しかし、3番久保田の打席でセカンド牽制にひっかかりツーアウトとなってしまいました。杉並ASの守備がよく機能しました。
葛谷は、3回。杉並ASの先頭に安打を許し、次打者は投手前の送りバント。これをお手玉。ノーアウト1.3塁のピンチとなりました。サード牽制からのダブルスチールや長短打であっという間に4点を失いました。5-0。
還コメは、先頭の山田の鮮やかなセンター前ヒットと田村の死球でチャンスを作りますが、石井啓のサードゴロファースト送球間にホームを狙った山田が三本間に挾まれタッチアウト。声の連携も乱れ、今日は攻撃面、走塁面でも噛み合いません。やはり、こうなると一方的な試合になるもので、4回リリーフの久保田も3つのエラーと安打で4失点。コールド負けの気配、。。
5回裏も、病気療養今季初復帰の代打鍋倉もファーストファールフライでゲームセット。5回9-0コールド負けとなりました。
相手投手は、コントロール良く、ボールが走り、早めの追い込みから、外角の決め球が生きていました。
試合後石井公監督より
1、還コメ打者は詰まる打球が多く、3部での3試合、3投手全て素晴らしいが、今日は三振が3個だけで食らいついてはいた。しかし3安打ではなかなか勝てない。今の阪神タイガースか?笑笑
2、エラーと走塁ミスが沢山あった。3部は、こういったことを減らし接戦に持ち込みたいところ。
3、守備で石井啓が無難に打球を何度も処理していて◎。
これで1勝2敗となりました。
次回、4部で敗戦している調布との対戦です。負けると4部降格濃厚。崖っぷち還コメの秘策はあるか…? ニシシシシ。。。

春季第2戦


2024年4月6日大井スポーツセンターにて、春季第2戦が行われました。対戦相手は、清瀬。以前そのチームの前審判経験があり、良い投手との前情報がありました。
後攻の還暦コメッツ(以降還コメ)は、2回。この日4番の大山が相手のエラーで出塁すると2盗、3盗を決め5番宍戸がセンター前タイムリヒットで前回のムードそのままに先制しました。
3回までリズムよく清瀬打線を抑えていた宍戸は4回に味方のミスや長短打で2点を入れられ逆転を許しました。その裏還コメは、先頭の2番渡辺憲のキレイなセンター前ヒットと盗塁で同点のチャンスを作ります。しかし清瀬の投手はここでギアを上げストレートとキレのあるスライダーを力強く投げ久保田ー大山ー宍戸三者三振に切ってとりました。見事なピッチングでした。
清瀬は5回にも長短打合わせて3点をいれワンサイドに持ち込みました。追う還コメは、5回。6番須藤がこの日2安打目のセンターオーバー2塁打で出塁しましたが、代打田村、山田連続三振で追加点が入りません。
6回還コメは、先頭の柴田が四球と盗塁と内野ゴロの間に三進し、ワイルドピッチで1点が入りました。
しかし、その後も相手投手のコントロールされた伸びるストレートとキレの良いスライダーの前に結局11三振をしてしまいました。6-2で敗戦となりました。
石井監督より、まとめがありました。
1、今までで一番良い投手だった。スタミナもあり、3部以上ではこのレベルの投手を攻略しないとならない。
2、11三振は多すぎる。コンパクトなスイングでせめて三振を半分に減らしたい。そうすればランナー返せていた場面が何度もあった。
3、還コメは細かいミスがあったが、全体に相手に流れがいってしまい、厳しかった。
春季大会1勝1敗となりました。

春季第1戦


2024年3月2日、郷土の森A球場にて還暦コメッツの初戦が行われました。今シーズンから3部での試合となります。対戦相手は2部から降格してきた府中ラッキーズ(以下府中L)。1部、2部の常連です。還暦コメッツ(以外還コメ)としては、上位クラスの実力を体験できるとても参考となる試合でもありました。

先発葛谷は、立ち上がり三者凡退で素晴らしいスタートを切りました。しかし、2回にセンターオーバーのホームラン、ヒット、2塁打の長打攻勢で2点を先制されました。4回には単打2本で1点追加されます。

後攻の還コメは、3回までノーヒット4三振と完璧に抑え込まれます。4回裏、2番柴田と3番久保田の2者連続3塁打で1点を返しますが、須藤三振、初参加の嶋村はショートゴロで還暦野球の洗礼を浴びます。(笑)

還コメは、5回裏までに7三振を喰らいますが、葛谷の還コメこの日3本目のヒットで出塁。すかさず、代打田村は死球でつなぎ、続く渡辺憲が鋭くライト前へ運び満塁に。疲れが見えてきた相手投手は大山に死球。1点が入ります。3-2で1点差。なおも満塁。1打逆転とベンチは盛り上がりました!2番柴田に期待がかかります。その柴田はフルカウントまで粘りましたが、外角のストレートにおしい三振。追いつけません。

5回からリリーフの久保田は6回、ヒットのランナーを置きツーアウトから2球目のスライダーを完璧に打たれ、打球はレフトのはるか彼方に消えて転がっていくバイナラ2ランホームランを喰らいました。5-2。後で聞くとその打者は、東芝府中で落合3番、次の4番打者とのこと。打球速度と飛距離にみんなびっくりでした。

還暦野球は、後半勝負!石井監督は常にそう言っております。7回裏最終回連続代打攻勢も石井啓初陣、海江田凡退となりツーアウト。ここまで4安打10三振で配色濃厚崖っぷち。スパイクを脱ごうとしたり、帰り支度をしはじめようとするものも。。。あらら。。。ここからまさかの反撃が。。。代打黒岩がセンターへの2塁打。ナーイスとかる~く声かけながらも、続く帰り支度。が、続く渡辺憲この日2安打目となるレフトへの2塁打で1点が入り5-3。

ベンチは、え!となり、ラストバッターの川嶋に注目。追い込まれながらも必死に食らいつきファール。6球目をレフトへライナーのヒットで1塁上でガッツポーズ。ツーアウト1.3塁、2点差で1番大山に回りました。一発が出れば同点、逆転のチャンス。ペンチは、サンダルに履き替えてしまったものも我を忘れ大騒ぎ。。。

大山は、2球目外角のストレートにドンピシャ。鋭く振り抜くとライトへの大飛球となり外野深く転がっていきました。ランナー2人が帰り、大山はタンクの如き体をゆすりなから歓喜の逆転サ・ヨ・ナ・ラ3ランホームランとなりました。みなさん、おめでとうございました。なお、喜び過ぎたベンチは、整列もしないで大山を胴上げし、相手チームのヒンシュクを買いました。苦笑。

試合後石井監督より、還暦野球は後半勝負。また、10三振はいくらなんでもね〜。コンパクトな打撃を心がけようと、また、つなぐ意識の確認がありました。3部昇格初戦を劇的に勝利した還暦コメッツ。この先もお楽しみに。笑笑