座談会『後半戦展望』

コメッツ2023年シーズンの公式戦は、9月3日から後半戦8試合が始まります。そこで今日は、コメッツ大好きX、Y、Zの三氏にお集まりいただき、「後半戦展望」と題して、前半戦の各チームの戦いぶりを振り返り、後半戦の見どころと期待を語っていただきます。(文中敬称略)

1位F、2位C

司会:それでは順位表や選手成績を見ながら、1位Fortissimo、1/4ゲーム差の2位Cutieからそれぞれ感想をお願いします。
X氏:FとCはチーム打率/防御率も1・2位で強いね。Fは33鈴木智、Cは88久保田がポイントであることは間違いない。
Y氏:久保田が2m前から投げるようになったのは大きい。
Z氏:球が速くなった、というかタイミングが取りずらい。三球三振しちゃったもん、俺。(笑)
司会:両投手はWHIP(1イニング当たり出塁を許した打者の数)が鈴木智1.06、久保田1.09とエンゼルス大谷1.08並みの好成績です。
Y氏:比較対象がおかしいけど(笑)、それはすごい。
X氏:HR3本の58田中秀、2塁打8本の68川島、久保田の3人で打点34は、A、E、G、Hのチーム打点より多い。(笑)
Z氏:パワーのある中堅に生きのいい若手、ベテランもそこそこ打つので穴がない。エラーも少ないし、一番の優勝候補はCだな。
X氏:Fは上位チームとの2回目の対戦がすべて残ってるけど、CはすでにB、Dとの対戦が終わってこの順位だから、Cの有利はたしかだね。
司会:Fチームは46宮出監督が現在首位打者で、打点トップの12東岡、29馬目も打率ランキング上位に入っています。
X氏:Fは内野の主要ポジションを50歳以下の宮出、東岡、47中野、馬目で固めて鈴木智を強力にバックアップしてる。打撃もいいけど守備は波がないから後半戦もいい戦いをするだろう。
Y氏:監督の選手の乗せ方もうまいんじゃないかな。

3位B、4位D

司会:2位から2ゲーム差がついてしまいましたが、3位Bravo、4位Doraemonsはどうでしょう。
Z氏:Bチームは予想より苦労しているかな。20中村を怪我で欠いているのが大きい。
X氏:22大友、6下温湯、70春原が中軸で活躍しているが、まだ少し物足りない数字だな。
Y氏:しかしチーム打率7位、防御率5位でこの順位にいるのは、試合運びがうまいとも言えるね。
司会:1点差勝ちが2度ありますね。
Z氏:Aに連敗しているのが痛いが、唯一Fに勝っているし、Cとも一度引き分けているから、他の上位チームには不気味な存在だ。
Y氏:Dチームのエース89高島は今年もさすがだね。打線はHR2本、打点12の16大山監督に頼る部分が大きいかな。
X氏:1番75水戸部と2番大山がチームの打点1・2位だから、3番以降のポイントゲッターにもう少し打ってもらわないと。
Z氏:投打の大黒柱がしっかりしてるDが上位のどこを食うかが後半戦の最大の注目点。
Y氏:それにはエラーからの失点ももう少し減らしたいね。

5位A、6位H

司会:5位はAIiiiiin、少し差があって6位はH menです。
X氏:Aチームは26佐藤優がいなくなることで、およそこの順位かなと思ってた。
Z氏:得点圏打率最下位の.221はちょっとひどい。(笑)
Y氏:チーム打率より得点圏打率が低いのはAだけだね。得点圏で3の3だった51石川を欠く試合が多いのも響いているかな。
Z氏:その中で新入会員が活躍しているのはうれしい。
X氏:62桑田が33藤原監督と共にチーム一の打点7を稼ぎ、87齋藤も盗塁阻止率1位で要のポジションを任されているのは頼もしい。
司会:Hチームは打率、出塁率、長打率といった打撃成績が最下位です。
X氏:ホームランが出ていないのもHとEだけだ。
Y氏:1番35中村と3番55塩山監督は機能しているから、その前後の出塁率を上げないとね。
司会:四球の数も最下位です。
Y氏:エース97ジョンは制球もだけどランナーが出たときのマウンドさばきに特に苦労している感じがするね。
X氏:ジョンにかぎらず、牽制やクイックの練習会をシーズンオフに企画したらいいんじゃないか。
Z氏:スライディングの練習も。怪我する人が多いから。
Y氏:Hはエラーが少ないのがよいところだから、やはり打ち勝つ試合を増やしたいね。

7位G、8位E

司会:7位Glitters、8位East Boysは苦労していますね。
X氏:Gチームは戦い方が定まっていない感じがある。
Z氏:たしかに攻めも守りもまだ手探りしているような。
X氏:いい選手がいるのに、塁に出る人、還す人がうまくはまってなくて、効率よく点が取れていないと思う。
Y氏:ポイントゲッターになるべき56吉村が打率.364で打点2しかないのがそれを表してるね。
Z氏:18宍戸、57武藤のバッティングも好調なだけにもったいない。
司会:6連敗中は1点差負けが3つあったのも惜しかったです。
Y氏:Eチームはずばり守備。失点の半分がエラーがらみだから。
Z氏:メンバーを見ると平均年齢が高いな~。(笑)
X氏:ベテランの意地を見せろいうところ。
司会:しかしそのベテラン勢も塁に出ればよく走っていて、チーム盗塁数は1位です。
Z氏:その割に得点力が最下位なのはなぜ、、?
Y氏:打線に迫力がないのはたしかだね。
X氏:42山本、46柴田が出て91松尾が還すというところまではできてるけど、、。
Z氏:もう1点取る工夫があればということか。

後半戦の見どころ

司会:それでは最後に後半戦の見どころと、各チームの戦いに期待することや注目点をお聞きします。
X氏:まず首位のFがABCDの上位チームと2回目の対戦をどう戦うかが最大の注目点だ。
Y氏:その結果試合ではCが一気に首位に立って抜け出す可能性もあるね。
Z氏:F対Cが事務局長杯トーナメントの前の最大のヤマ場になるだろうな。
X氏:ABDはFを破って下剋上を果たせるか、下位相手に勝ち星を重ねてどこまで上位に食い込めるかの戦いだね。
司会:Fはほとんどの試合で先制点をあげていて、唯一先制された試合で負けています。
Z氏:Fとの試合は先制点がポイントということか。
X氏:Cを破るチームはあるだろうか。
Z氏:なかなか穴がないけど、久保田がFに10安打を許したような試合もある。
Y氏:四球やエラーで相手を助けるようでは勝ち目はないね。
X氏:E、G、Hは前半戦で見えたウィークポイントをつぶしながら勝ちパターンを見つけていきたい。事務局長杯では上位チームに一泡吹かせてほしいな。
司会:それでは後半戦の熱戦に期待しましょう。コメッツ50年目の節目のシーズンをどこが制すのか楽しみです。今日はどうもありがとうございました。