6月6日池袋駅西口、時間は早朝6:20、まだ朝帰りの方が多く見られる時間です。集合時間は6:45としましたが、私は手配したバスが来た時のために早めに来ていました。当然一番乗りだと思っていたところ…既に楽しそうに談笑している見覚えある顔が10人近く、今回の印象的なシーンから長野遠征は始まりました。
第38回全日本生涯野球大会「おとうさんの甲子園」は6月6、7日の両日開催されコメッツ代表選手21名と応援団1名が参加しました。
今年も初参戦の選手が3名手を挙げてくれ、2チームを構成しました。昨年同様年齢別リーグ(40代50代と60歳以上)にエントリーし、Aチームが馬目監督に東岡主将、Bチームが伊藤監督に久保田主将のもとにそれぞれ魅力あるメンバーとなりました。
成績はAチームBチームともに準優勝となり代表選手として恥ずかしくない戦績でした。
行きのバス車内から楽しい雰囲気が湧き出ていて、それは普段とは違った対外試合、宴会と続いていきます。慣れないポジションやいつもと違うメンバーでも皆さんその一瞬一瞬を笑顔で楽しんでいる様子でした。もちろん楽しみながらもコメッツ代表選手として真剣なプレーで相手チームからも関心の声が聞かれました。
今年参加を迷った方、知り合いがいないとか決まった選手が参加するものと思っている方がいるみたいですが、遠慮は要りませんし、野球の技量なんて関係ありません、それぞれが楽しむことそれだけを考えて参加してみてはいかがでしょう。来年この❝大人の遠足❞を一緒に楽しむ選手が増えることを願っています。
石井啓之
監督コメント
【Aチーム】
今年も長野遠征、第38回全日本生涯野球大会に参加しました。私自身5回目の参加で監督の大役。50代中心のチームその名も『特攻野郎Aチーム』を率いて、昼も夜も大変盛り上がりました(笑)
試合詳細はレポートをお楽しみ下さい。参加選手には急な登板、無理な選手起用でご迷惑をお掛けしました。楽しい2日間ありがとうございました。また来年も長野で。
特攻野郎Aチーム監督:馬目 大輔
【Bチーム】
長野遠征に参加した皆様お疲れ様でした。Bチームの監督をさせていただきました伊藤進です。戦績は1勝2敗と残念な結果となりましたが、大会の規定により準優勝となりました。それでも全員が楽しく野球を楽しむことができたのではないかと思っています。
監督としてBチームの皆様の力を十分に発揮させることができずに優勝はできませんでしたが、ご勘弁ください。相手チーム(某Mチーム)との協議が長引き、十分に試合前の準備ができないままの試合になってしまったことも大変残念でした。
2日間で3試合という強行軍ですので終わった後は体中が筋肉痛になったものの、試合後の日帰り温泉ではゆっくりと心身の疲れを癒すことができて、楽しく長野遠征を終えることができました。
キャプテンの久保田さん、スコアラーと写真・動画の記録係の不二子さん、全体の運営担当の石井さん、そして参加した皆様のご協力があっての楽しい長野遠征でした。来年度以降もたくさん参加してもらえると嬉しいですね。
Bチーム監督:伊藤 進
Aチーム第1戦 vs高嶺野球クラブ(長野県)●6-7
長野県千曲市の萬葉の里スポーツエリア。夏を思わせる青空の下、白い雲が雄大な山並みの上をゆっくりと流れていた。外野の向こうには緑濃い山々が連なり、澄み切った空気がグラウンドを包む。第38回全日本生涯野球大会。絶好の野球日和となった6月6日、大自然に囲まれた大舞台で熱戦の火蓋が切って落とされた。
初回から特攻野郎Aチームの打線が火を吹いた。二死走者なし、長い打撃不振に苦しんでいた東岡が三番に抜擢された。復調のきっかけを求め、はるばる長野までやってきた。その思いを込めて振り抜いた打球は左中間を真っ二つに破り、二塁打となった。ベンチが沸く。続く四番河村が執念の内野安打でつなぎ、五番金井は冷静に四球を選んで満塁。ここで打席に向かったのは六番馬目だった。チームで一番明るく、どんな時も笑顔を絶やさないムードメーカー。そして監督としては、誰よりも仲間を気遣う思いやりにあふれたリーダー。チームを一つにまとめてきた馬目にナインの期待が集まった。
そして快音――。鋭く弾き返された打球は左中間を深々と破った、走者一掃のタイムリー二塁打。三者が次々とホームを駆け抜け、一気に3点を先制した。二塁ベースへ到達した馬目は、満面の笑みを浮かべながら力強くガッツポーズ。ベンチから歓声が上がり、選手たちは総立ちとなった。最高の笑顔に引っ張られるようにチームの心は一つになり、グラウンドの熱気は一気に最高潮へと達した。
勢いは止まらない。三回、先頭で打席に立ったのは清水だった。練習は嫌いだが、打席に入れば狙うのはいつだって本塁打。その一方誰よりも冷静に試合状況を見つめ、仲間へ的確な指示を飛ばす攻守の司令塔。その清水の鋭いスイングにボールが弾き返されると、二塁打に。チームはさらに勢いづいた。
続く東岡が再び魅せた。打球はセンターの頭上を越え、三塁打に。清水が悠々とホームインし、貴重な追加点をたたき出した。打線は攻撃の手を緩めない。河村の四球で好機を広げると、相手バッテリーのミスも誘発。走者が次々とホームを駆け抜け、この回さらに2点を加えた。
投げては先発坂本が粘りの投球を披露。走者を背負いながらも要所を締め、3回をしっかり投げ抜いた。続く左腕・上村も気迫あふれる投球で相手打線に立ち向かう。最後は守護神・清水を投入。しかし野球は最後までわからない。土壇場で逆転を許すと、そのままサヨナラ負け。あと一歩のところで白星を逃したものの、価値ある敗戦だった。
(レポーター:東岡)
Bチーム第1戦 vs上柴生涯野球クラブ(埼玉県)14-0●
試合前のごたごたがあり、十分な準備ができないままの試合開始となり、気持ちが盛り上がらないままの第1試合。先発投手は79葛谷。しかし初回の攻撃で、守備陣一丸となって先発自慢の長い足を引っ張り、自慢の攻撃陣も沈黙。ウミを全て出す結果となった。嫌な予兆はたっぷりあった。
『試合開始時間の二転三転は堪えた。』 常に投打の柱であり、コメッツの精神的支柱であり、スーパースターでも、ピッチャーという人種は例外なくデリケートなのである。
結果は14対0という惨敗。しかし、葛谷の自責点は0!安打は久保田、廣田、山田、石井啓の単打4本のみ。試合後、気が乗らない開会式へと向かい、夜の懇親会でその憂さを晴らし、第2試合に気持ちも新たに臨んだのである。試合内容は不二子さんがしっかりつけてくれたスコアとビデオでご確認下さい。とても書けるもんじゃ〜ありませへん。
Aチーム第2戦 vs柏崎エラーズ(新潟県)◯12-6
初回から試合が大荒れ!円谷ヒット!坂本ヒット!いきなり満塁!!! ここで竹谷!ピッチャーゴロ!…と思ったらァ!捕手、まさかの悪送球!先制ぇぇぇ!!! さらに清水!執念の内野安打!特攻野郎Aチーム、初回から3得点!!!
しかしその裏――先発竹谷が大乱調!四球!四球!また四球!!!押し出しで失点…。実況「ストライクが行方不明です!!!」
3回表!石井!竹谷!中野!怒涛の3連打!ノーアウト満塁!!! ここで上村!打ったァァァ!!!左中間真っ二つ!走者一掃ォォォ!!!3点タイムリー2ベース!ベンチ大盛り上がり!!!
だが相手も反撃!ピッチャー強襲3ベースで2点差!!!
嫌な流れ――ここで登場!エース坂本!!! ショートゴロ!三振!ショートゴロ!完璧火消しィィィ!!!
4回表!ワイルドピッチ!またワイルドピッチ!さらに盗塁!走る走る特攻野郎Aチーム!!!最後は清水!執念のホームイン!!!
最終回――12対6!!! 特攻野郎Aチーム勝利ィィィ!!!打線爆発!足でもかき回す!これぞ草野球だァァァ!!! 特攻野郎Aチーム優勝に向けて1歩前進!!
(レポーター:竹谷)
Bチーム第2戦 vs松坂OBクラブ(三重県)11-8※
監督自ら先発としてマウンドに上がった83伊藤の力投も相手打線につかまり、3回で10点を献上。試合前の雑用もあり準備不足も痛かった。チーム全員、無駄に力入る試合となった。
34広中が満塁でスクイズを決めたが、なぜこの場面で?という中、三塁ランナーが真っ赤になって怒って生還。最終的に、11対8という結果となった。8四死球をもらい数見、久保田、嶋村、伊藤監督で5安打したが、もう1本が出なかった。悔しいが負けは負け。相手チーム松阪の選手たちに打ち負けた試合となった。
※大会規定により両者勝利
Aチーム第3戦 vs上山田オールドパワー(長野県)7-11◯
1勝1敗で向えた、優勝の可能性を残すためにも絶対に勝ちたい第3戦。馬目監督が先発に指名したのはエース坂本。1、2戦目に続き3連投。「頼むぜ!坂本!」 先攻は地元長野の上山田オールドパワー、初回相手の上位打線に3長短打を浴びて2点を先制されてしまう。
その裏 2点を追いかけるコメッツAは1番竹谷が振り逃げで出塁。2つのワイルドピッチで無死3塁のチャンスを作るが2番中野はピッチャーゴロで3塁ランナーは動けず。しかしここから鮮やかな逆転劇。3番清水のレフト前ヒットで1点を返し、4番上村センターオーバーの2塁打で1死2、3塁、5番東岡のセカンド横への内野安打で同点に追い付くと、6番河村のセンター前ヒットで逆転。さらに円谷、坂本、石井、竹谷の4連続長短打で5点を追加。打者一巡の猛攻で8点を奪いエースを後押し。
さらに追加点を狙うコメッツAは2回、上村の死球、河村のあと少しで柵超えとなるレフトオーバーのエンタイトルツーベースで2死2、3塁。チャンスで次の打者は金井。「頼むぜ!金井!」サードゴロ、スリーアウトチェンジ追加点ならず。
坂本は2回3回をピシャリと抑え、2番手の円谷にマウンドを託す。酒も抜けてきた円谷は四球を出しながらも球威で相手打線を抑え1失点で凌ぐ。
4回コメッツAは2つの四死球と中野のセンターへの二塁打でチャンスを作ると、好調東岡がレフトへドカーンとエンタイトルツーベースで追加点。さらに死球で2死1、2塁。次の打者は金井。「頼むぜ!金井!」三振、スリーアウトチェンジ。
5回最終回の守り、点差は十分。2連勝が見えてきたがそう簡単には終わらない。円谷、上村の継投で2失点と追い上げられ なおも無死満塁。1試合目のサヨナラ負けの悪夢が過る。
馬目監督「ピッチャー清水!」
「頼むぜ!清水!」 簡単にツーアウトを取り最後の打者への3球目、投球はベースの前でバウンド、捕手東岡後逸。ボールはバックネットへ、これを見た3塁ランナーはホームへ、東岡追いついてホームにカバーへ入った清水に送球、タッチ!アウト!ゲームセット!
1試合目の借りをしっかり返して2連勝! 通算成績2勝1敗、準優勝でした。
(レポーター:河村)
Bチーム第3戦 vs都留ドリーム(山梨県)◯8-7
昨年の死闘も記憶に新しい好敵手。つくづく都留市親善大使を務める川島歩の欠席が無念。3試合目ということもあり、再び両チームヘロヘロ。86佐藤がレフト前の打球を華麗なグラブ捌きで7-6-2で刺殺。ショート久保田との連携光る<ベストプレイ大賞>。
10嶋村、昨年はオーバーフェンス、今年は激走のグランドスラム。長野の鬼神降臨。しかし、或る三塁コーチがアウトカウント間違えて、タッチアップに備えていた走者久保田をベースタッチさせず強引に突っ込ませる。アピールプレイ成立で併殺。力投中の久保田、さすがにガックリ。この時点でA級戦犯当確!笑笑。
90数見、伝説の男、今年も全開。軽やかに塁間を走り、スイングスピードもさらにアップ。88久保田、2点リードで迎えた最終回。満塁のピンチ数回。ほんとヘロヘロ。サード山田へのゴロで試合終了のはずが、4方向から別の送球指示で投げる所を探しクルクル。山田のダブルサルコウ。その後、またも満塁スリーボールから練りに練ったライトへの打球を???キャッチで、みごとマッチポンプで締める。心臓には悪い。
今年の長野遠征初参加の3名もAチームで活躍できたようである。47中野、随所に京都人らしい細やかな気配りを魅せて本領発揮。さすがである。12東岡、女将のお酌に弾ける笑顔で<長野笑顔大賞>。50円谷、伝説の五輪銅メダルランナーを遠戚に持つらしいサラブレッド。マウンドにも上がりいろんな意味で長野満喫。
<蛇足>
第3試合、34広中がこっそりとウイニングキャッチを見せてくれた。あそこに打たせる久保田演出に拍手。
(Bチームレポーター:広中、久保田、伊藤)
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